
専業農家•須田健太郎さん
私たちの街とツナガルひと
埼玉県の最南端にある新座市。
市のほぼ全域が武蔵野台地に位置しており、私たち増木工業が明治5年創業した地でもあります。平林寺をはじめ、雑木林や畑、野火止用水と、都心にほど近い場所でありながら緑の風景が残る街です。
そんな街で暮らし、働き、生きる人たちに聞いてみたい私たちの街のこと。【私たちの街と、ツナガルひと。第01弾】をお届けいたします。今回は、新座市野火止で代々続く専業農家•須田健太郎さん。毎日新座の気候と向き合いながら家族で野菜を作る須田さん。
土に触れ、野菜を育てることは常に天候に左右され、地球環境の変化にも敏感に感じる職業です。何十年と野菜を作り続けている中で、新座の気候に変化を感じていると言います。
地域の学校給食にも野菜を納め、野火止小学校では須田さんの野菜を使用した給食が食べられています。「子ども達に野菜の本当の味を知ってほしい」そんな思いがインタビューの中で伝わって来ました。
時代の変化に連れ便利な世の中になり、今は大型スーパーが街の中に点在し、土は削られコンクリートやアスファルトに。新座にはまだ多くの畑が残るもの、子ども達が土に触れる機会は年々減り、野菜がどうやって育つのか、その過程を知らずにいる子ども達も少なくありません。私たち増木の住まいづくりは、土や作物を作ることの大切さを伝えるため、収穫体験のイベントや地場野菜の直売を行っておりますが、その時いつも快く協力してくださるのが須田さんご家族です。この日も小さなお子様の農業体験を笑顔で受け入れて下さりました。時には少し手伝いながら、でも自分の手で収穫する楽しさを体験させてあげる須田さんご家族の優しさに、みんな思わず笑顔が溢れます。
手足を真っ黒にしながら一生懸命に土や野菜と触れ合う姿。
今は分からなくても、いつかこの畑、この畑がある街の良さに子どもたちは気がついてくれるはずです。
農業という職業を通じて感じること、ぜひ動画でご覧ください。
須田さんが作った野菜は、須田さんの大きな畑の一角にある無人販売所で購入できます。
ぜひ一度、食べてみてください。とっても美味しいです。
無人販売所の場所はこちら⬇︎