
暮らしを考える一日。
高く澄んだ秋らしい空の下、「暮らしと住まいの体感ツアー」を開催いたしました。
前回の開催と異なり今回は2組と少数でしたので、お一人お一人にゆったりとした時間をお過ごし頂けました。ご参加頂きました皆様誠にありがとうございました。
当日は、「実りある暮らしのまち」の共用畑でネギの収穫体験・畑の風景を眺めながら旬の食材を使ったランチ・多肉植物のWS・「食とエネルギーの自給自足」をコンセプトにした街で住まい見学と丁寧な暮らしのお話をさせて頂きました。
当日の様子をご覧ください。
「実りある暮らしのまち」の共用畑では、ザクロ・カボス・ブロッコリー・ネギなど沢山の作物が実り、今回はネギの収穫を体験して頂きました。日常で土に触れる機会も減りネギを抜くという体験も初めてだった皆様でしたが、根っこからきれいに抜けた時には自然と笑顔になりました。
ネギはなぜ土を山のように盛るのですか?」というお客様の質問に「ネギの白い部分は葉の一部なので太陽が当たらないように土を盛り、白くおいしい部分を増やす為ですよ。」
街びらきから1年間、畑に携わっているとスタッフも農業アドバイザーさんから様々な知識を教わり大変詳しくなりました。広場では、防災倉庫づくり(DIY)で精を出す住宅事業部の部長と現場監督の姿に「面白い会社ですね」お褒めの言葉?を頂きました。
東所沢 珈琲と食卓「なごみ野」に場所を移して窓一面の畑風景を眺めながら青梗菜やカボチャなど旬の野菜を沢山使ったランチ。こちらのお店は2013年に弊社で建築させて頂き銘木を使ったカウンターや太い木梁が迫力の空間です。
ランチの後は「食とエネルギーの自給自足」の街でヒノキの木箱づくりと多肉植物のワークショップ。
住まい見学の後は「丁寧な暮らしのお話」をさせて頂きました。私たちは、住まいづくりの工務店ですが畑仕事や植木の手入れ、DIYなどただ様々な実体験を通して「愛されつづける住まい × 暮らしを楽しむシカケ」を提案したいと思っています。
スタッフがお話させて頂いたセミナーの言葉が今回のイベントで体感して頂きたい全てだと思います。最後にその言葉を少し紹介させて頂きます。
「様々な事が便利で快適な時代。だからこそゆとりの時間をつくり自分の暮らしと向き合ってみませんか?少しの手間を加えること。一つ一つにこだわりを持つこと。ほんの少し変わる事でより暮らしが豊かになり消費する日常から変化を楽しむ日常となります。つくり手の見える物を使う事で、それを使うときにその人の顔が浮かんだり、初めて触れた時の記憶がよみがえり物を大切に長く使い続けるようになります。」
そんな暮らしのご提案ができるよう私たちも様々な事に携わり伝えていきたいと思います。
記:たかぎ