
土地の記憶を大切にした街づくり
今、新たなプロジェクトが進行中。
元々畑であった土地に住宅地が造られるとします。
そこに出来上がった住宅地群の多くは元々の風景とは関係のない〇〇〇風とかの街並みを売りにした景色へと変貌します。
善し悪しは別としても、土地の記憶が風景として一切残らない事に一抹の寂しさを感じます。
私達は『愛されつづける住まい × 暮らしを楽しむシカケ』をコンセプトに日々住まいづくりと街並みづくりに携わらせていただいております。
土地の記憶を大切にして街づくりに反映できないものか?
地産地消とは言うものの、もっと身近にできる事はないものか?
ひとつひとつの?に向き合い出来る事から始めていきます。
因みに、我が家の土地も元々は地主さんの野菜が植えられていた畑でした。
今は畳3枚程の小さな面積ですが夏場のグリーンカーテンを中心とした家庭菜園となり豊かな実りを提供してくれます。
近所の子供たちは小さな目線だからこそ見つける事が出来る発見をしてくれたり、どこからともなく訪れる虫との遭遇があったりと中々に面白い場を提供してくれるのです。
自然と収穫したものを料理する機会も増え、発見は子供だけでなく私自身にも及んでいます。
暮らしの中に新しい要素がひとつ増えると付随して二つ三つと楽しさが溢れてくる事があります。
そんなワクワク感を日々感じることが出来る街づくりを一人でも多くの人達と共有していきたいとシカケを準備中です。楽しみにしていただければと思います。
写真はとある日の収穫物です。
齋藤