
まだまだ、発信と学び。
梅雨真っ只中の7月初旬。
雨の日が続いておりますが、植物にとっては恵みの雨ですね。
グリーンカーテンの為のゴーヤがスクスクと育ち、梅雨明けの晴れ間を良い感じて遮る役目を果たしてくれそうな予感がしています。
先日、私たちがつくった「実りある暮らしの街」と「SHIKI SAIWAI HOUSE」にて企業向け説明会と行いました。私たち増木工業がどんな想いで街づくり、住まいづくりをしているのか、実際に完成している街と住まいを体感しながらご説明させていただきました。ご来場いただいた皆さま熱心に説明を聞いていただき、私たちも嬉しくり、説明にも熱が入ります。
雨天時は少し涼しいくらいで室内の温熱環境を体感するには少し分かりづらいですが、様々な仕掛けで体感していただきました。
また、昨日「実りある暮らしの街」の造園設計をしていただきました株式会社ボスケデザインの中野さんが現地に足を運んでくださり、植え込みから半年程経った植物80種程の手入れや夏の育て方、剪定方法を教えていただきました。
さすがプロのガーデンデザインされている中野さんのお話は、大変そう…と思うけれど、でも頑張って育てよう。そう思わせてくれるような説明でした。たくさんある果樹の木は多くの虫が住みついていました。果樹の木に虫は付きもの。虫がいなければ実がならないものもあれば、その虫が住みついたことで木が枯れてしまうことも。とても勉強になります。
植物も生き物なので、植樹したばかりの木々は子どもを育てるように手をかけなければならないと。確かにその通りですね。野菜づくりもそうですが、果物づくりも同じように簡単なことではありません。いかに普段当たり前のようにスーパーや道端の無人販売所で綺麗な野菜を購入していることが幸せなことか…痛感させられます。
しかし、自分の手で育てることによって、木々が日頃私たちに与えてくれる癒しと、美味しい果樹が実った時の喜びには変えられないものだと、中野さんの説明を聞いて改めて思いました。
私も庭に、果樹の木を植えたいと思います。
記:やまぐち