Sonoda Family Blog

自分らしく暮らす住まいとは
新農住コミュニティ野火止台での
試行錯誤の記録

カーテンを作る

ここに引越す直前になってもカーテンの事が決まりませんでした。

「リネンのカーテンにしたい
アイアンのカーテンレールにしたい」
大まかな事は決めていました。
しかし、生地の色やどういうレールの形を置くのかなど具体的な内容が進まない状況でした。
カーテン専門店に頼む事も考えましたが、思っていた以上の価格に驚いてしまい・・・。そのため、一時はリネン生地は諦めてホームセンターなどで売られているカーテンにすることも考えましたが納得いく商品に出会えませんでした。

そんな時、「作ればいいじゃないか」と、ふと夫より。

「ミシンで縫わなくてもいいじゃないか。
カーテンレールにひっかけておくだけなのも味がある。」
最後には「カーテンなんてそもそもいらないんじゃない?」とも。
そんな話をしてたら私の中にあった「カーテン」という概念が消え、新しい形に生まれ変わりました。
カーテンはこうでなければいけないと決めつける必要もないのです。
ミシン作業という事があまりにも重くのしかかり、前に進めずにいた私は急に楽になり、やっとカーテン探しに動き出しました。

まずは生地屋さんを探して、リネンの生地を購入。
今回はとりあえず今必要な窓の分だけを。足りなくなったらまた買いに行こう!と。
リネン生地もたくさん種類があり悩みましたが、お店の方と相談しこの二色に決めました。

次にアイアンのカーテンレールです。
これもいろいろな種類があります。
私はアイアンカーテンレールの知識もさほどなくネット上では判断しきれないため、
お店まで足を運び商品を手に取り決めました。我が家はシンプルなデザインが欲しかったので、このレールにしました。

必要なものを買い揃えたら作業開始です。

まずは生地を大まかな寸法で裁断し、レールにかけておくことにしました。
床に布を広げ、一枚一枚ハサミで切っていきました。そしてカーテンレールにその生地をひっかけた時点で既に私は感動していました。『作る』とはその作品ができるまでの『過程』も楽しめるものなのだと。

子どもたちが寝た時間を見計らって毎日少しずつカーテンを作っていきました。
ミシンの使い方が分からなかったので、初心者用のミシン本を片手に初歩的な事からあれこれ苦戦しましたが、出来上がったモノを見ると大変だった事も吹き飛んでしまいます。
作って良かった!

まだ手を出せてないカーテンもありますが、これからも自分のペースでゆっくり仕上げていきたいと思います。