
あなたと、ショコラと、人生と。
こんにちは住宅事業部さとうです。
住宅事業部のブログコンセプトは「暮らしと建物」ですが本日は
有楽町駅徒歩1分、東京駅徒歩5分にある「東京国際フォーラム」をご紹介します。
旧東京都庁舎の跡地に建てられた「東京国際フォーラム」は、1997年開館。
大小8つのホール、34の会議室などからなる総合的な文化情報発信拠点。個性豊かなホールや会議室等では、国際会議、式典、学会、展示会、コンサート、ミュージカル、ファッションショーなど、幅広いジャンルのイベントが一年を通じて開催され、様々な人々が集い、交流し、多様性に満ちた文化と情報を発信しています。
開館より遡る事8年、1989年に東京国際フォーラム構想実現のためにかつてない新しい仕掛けで世界中から知恵を結集しました。それは設計の国際コンペです。建物の設計を国内初の国際建築家連合(UIA)公認の国際設計協議の形をとり、国内外から多数の建築家の参加(50カ国、395件)の下、コンペを実施し結果、最優秀作品にはラファエル・ヴィニオリ氏(アメリカ)の作品が選ばれました。
現在この建物は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン建物全体は二つ星、ガラス棟は三つ星に指定され、世界中の人が注目する観光スポットとなっています。
その国際フォーラムで開催されているイベントを少しご紹介致します。
フランス・パリで誕生したチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が、今年も日本で開催されました。今回は、会場を「東京国際フォーラム」に移し、約5000㎡の広さに拡大。世界17カ国から約100ブランドをラインナップし、日本を代表するショコラティエはもちろん、フランス、ベルギー、イタリアなどからもショコラティエが集結し、総勢70名のシェフが勢ぞろいするイベントとなりました。
前日が入場制限になる程の来場数だと伺っていたので、上がり気味なテンションを抑えながらオープンの1時間前に到着しました。・・・がすでにこの有様です。
甘かったですね。チョコだけに。
待つこと30分、列が動きました。いよいよ入場(開戦)となります。
場内はとても活気があり、それぞれお目当てのブランドに列を作っておりました。。
「ジャン=ポール・エヴァン」もすでに人が殺到しており
先日銀座本店で一緒に写真を撮った超有名ショコラティエ、ピエールマルコリーニ氏の
「ピエールマルコリーニ(店名)」も列を成していました。
こちらはマカロンで有名なフランスのラデュレです。デザインが可愛いので女子に大人気ですね。
「フレデリックカッセル」コーナーです
さすがに人気ですね。しかも来日しているご本人がいらっしゃいました。
彼のスペシャリテは72時間かけて生地を練り上げる「ミルフィユ・ヴァニーユ」です。
ミルフィーユは、パイ生地とクリームを重ねた、フランス伝統菓子の一つ。
幾層にも重ねられたパイ生地が千枚の葉に見えることからその名がつけられたと言われています。「フレデリックカッセル」はミルフィーユで各賞を受賞する名実ともに「ミイルフィーユの王様」です。
こちらは日本で唯一購入できる銀座三越の店舗です。午前中には売り切れることもある超人気店です。
ここから少し買いに走ります。フランスのHENRI LE ROUX「アンリ・ルルー」です。
現在アンリルルーを牽引している2代目ショコラティエ・エ・キャラメリエ、ジュリアン・グジアン氏がいました。
フランスの 「欠かすことの出来ない」15人の最高のショコラティエの1人に選ばれ、
優れたショコラティエに、「金」「銀」「銅」の3つの評価で授与される賞
の最高評価である 「タブレットドール(金のタブレット)」 を受賞。
なかなか並びましたがなんとかお目当てのタブレットをゲットできました。
次はピエールエルメパリです。
「キャレショコラブロンカラメリゼアラフルールドセル」を購入致しました。
大人気の塩キャラメルのスクエアチョコレートです。濃厚なショコラが塩によってさらに香りや甘味が引き出されコーヒーにとても良く合います。塩のカリッとした食感も新しいですね。
住宅事業部のスタッフ間でも好評でした。
フランスの「ヴァローナ」です。
カカオの徹底したこだわりで世界各地の契約農園で栽培されたカカオを用い世界のトップパティシエを魅了しています。
店員さんと色々お話させていただきマダガスカル産やドミニカ共和国産のタブレットを購入しました。「写真12」
面白いのがイタリアの「DOMORIドモーリ」です。
香り高いカカオの希少種「クリオーノ種」のタブレットも美味しいのですがドモーリはミルクにもこだわっており、なんと羊、ヤギ、ラクダ、ロバの各ミルクとのセッションが話題となっておりました。
それぞれのミルクで作られたチョコ試食をさせて頂きました。
牛さんのミルクとクリオーノ種のカカオで作られたタブレットを購入しました。
小腹も空いてきたので「パレドオール」の白いカカオソフトをいただきました。
白いのにカカオの味・・さらに食べ進めるとコーンに仕掛けがありとても美味しかったです。
「パレドオール」はフランス・リヨンの名店で修業した三枝氏のブランドです。
店名の「パレドオール」はフランス語で「金の円盤」という意味で、金箔をデコレーションした丸いチョコレートとしてフランスで人々に親しまれているショコラです。
その名を冠した店舗は新丸ビル、松屋銀座などにあります。
ショコラミュージアムではチョコで作られた巨大なベアブリック(2.1m)がお出迎えです。
まったく・・・いい色艶してますねこの子は。
他には各ショコラティエがプロデュースしたベアブリック達もいました。
ジャン=ポール・エヴァン氏デザインのベアブリックです。
有名ショコラティエによるチョコレート講座も開催されており
会場は熱気に包まれておりました。
帰る頃には入場待ちの列が更に出来ており、入場まで2時間半待ちでした早めに行って良かったです。
「サロン・デュ・ショコラ2017」は
各国のショコラティエによる精緻を極めた技術と
洗練されたセンスと情熱により芸術的なレベルまで昇華されたショコラ達の饗宴。
その珠玉の一粒を口に含むと舌の上で踊るカカオの香りと濃厚な味わい・・。
日常では逢えないショコラティエとコミュニケーションが取れる
特別なイベントでした。
カカオに含まれるポリフェノールには血圧低下、動脈硬化予防、抗ストレス、美容効果、アレルギーの改善、アンチエイジング、脳の活性化の効果があり、医学的にも注目されております。適量を摂取し皆様も素敵なショコラライフをお送り頂ければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
住宅事業部さとう