
シンプルな構造 木造ドミノ住宅
つくる、くらす、たのしむ
木造ドミノ住宅
私たちは、住まい手の皆さんに永く愛着をもった家づくりをしていただきたいという思いから、家族のライフスタイルに合わせて暮らしをカスタマイズできる「木造ドミノ住宅」という家づくりを推奨しております。
木造ドミノ住宅は、「いい家」の価値観が変わっていく時代に「自分らしい暮らし」を実現するための住まいです。住まい構造を徹底的に整理することにより実現したスケルトン(構造体)に、お客様の暮らしに合わせたインフィル(内装や設備)を足していくことで、ご予算に合わせて自分らしい住まいをつくり上げていきます。
木造ドミノ住宅は「スケルトン(柱や梁などの構造躯体)」と「インフィル(内装や設備)」が分離された構造となっているため、家族のライフスタイルの変化に対応できる住まいになっています。一般的な住宅は、3LDK・4LDKと部屋を仕切るため、間仕切り壁の中に構造上必要な柱や筋交いが入っており、将来間仕切り壁が不要になった際に撤去することが難しい場合がほとんどです。木造ドミノ住宅は、構造上必要な室内の構造体は柱1~2本とし、外周壁と床で構造上必要な強度を確保します。
シンプルな構造ですが、パナソニックのテクノストラクチャー工法を採用し、一棟一棟388項目の構造計算と災害シミュレーションを行っていますので安心してお住まいいただけます。
このようなスケルトン構造にすることで、各フロアーが大空間となりお客様の暮らしに合わせた間仕切り工事がいつでも可能となります。
スケルトン構造のように、建物の構造躯体をシンプルにすることで生まれるメリットはたくさんあります。
まず、建物の凹凸がなくなることで家を建築する際に無駄になる資材が減ったり、複雑な納まりがなくなるため施工手間を軽減することができます。シンプルになるのは住空間だけではなく、建物の土台となる基礎も上部写真のようにシンプルな構造となります。柱が立つ2箇所のみの基礎立上りのためコンクリート打設時は、耐圧盤(床面)と立上り部を一体打ちで強い基礎を施工しております。
施工が容易ということは、お住まいになられてからのメンテナンスも容易であるということです。
スケルトン構造により室内に間仕切壁が無いため、空間の仕切り方はお客様の自由です。
間仕切りを増やしたり、減らしたり。壁をつくって間仕切ったり、家具で間仕切ったり。クローゼットなどの必要最低限の間仕切りのみをつくり、あとは広々空間で暮らされてる方もいらっしゃいます。住まい手さまご自身で間仕切り壁をDIYする方もいらっしゃいます。3LDK、4LDKの固定概念にとらわれず、お客様の暮らしにあった空間をつくるのが豊かな暮らしに繋がるのではないでしょうか。
木造ドミノ住宅は1世代限りの消耗住宅ではなく、2世代、3世代と住み継いでいただきたいのです。そのために、自由に可変できる間取りにしているだけでなく、地震に対する耐震性能、心地よい空間を実現する高断熱性能、省エネ性能を最高等級かつ次世代に向けた数字を確保して、建築しております。
全国から集まった地域工務店が木造ドミノ研究会に加盟し、ドミノ住宅を建築しております。私たち増木工業もその工務店の一つです。増木工業のドミノ住宅が他の工務店さんと違うのは、木造在来ではなくテクノストラクチャー工法を用いたドミノ住宅をつくっていること。
住まいも、その住まいが建つ土地も、住み継いでください。
自分らしい暮らしを次の世代にも届けてください。